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非認知能力はなぜ大切?非認知能力の育て方について解説!

Suu
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こんにちは!現役時代、全国大会入賞歴のある編集長のsuuです!

非認知能力という言葉をご存知ですか?最近はメディアや教育現場でも取り上げられることが多く、非認知能力を育むことが重要視されています。文部科学省の新学習指導要領でも教育で重視する3つの柱の1つとして「非認知能力」にあたるものをあげています。

ですが「非認知能力」とは実際どういうものなのか?非認知能力を育てるには具体的にどう子どもと関わったらいいの?と思う方もまだまだ多いかもしれません。ここでは非認知能力の必要性やどういったものなのか、また具体的な育み方について解説していきます。

スポーツの中で非認知能力を育むビーマスポーツについてもあわせてご確認下さいね。

非認知能力とは

数値化することの出来ない能力と言われます。例えば最後までやり抜く忍耐力やコミニュケーション能力、意欲や創造力など学力テストやIQでは図りにくい能力のことを指しています。この非認知能力は物事への意欲や粘り強さ、計画性やコミニュケーション能力などを指します。日常の生活でも幼児期から保護者の方はお子さんをみるうえで欠かせない要素・能力になるんですよ。

さらに幼児期の脳の発達は0歳から3歳までに急速に進み3歳までに8割が完成すると言われています。この脳の大きな発達期はあらゆる能力を伸ばす大きなチャンスだということです。もちろん非認知能力を育むという点でも同じことが言えます。ではなぜ非認知能力が重要視されるのでしょうか?

非認知能力はなぜ大切?

認知能力だけでは限界があるから

いわゆる学習などの認知能力だけでは「前向きに生き抜く力」を育むのには限界があります。これが非認知能力が重要とされる理由です。
なぜならば物事を失敗した時に再度チャレンジしたり、粘り強く忍耐力をもってやり遂げるなど問題を解決していく力は非認知能力による部分が非常に大きいからです。遊びから培った非認知能力という大きなベースは、学習意欲や自分の生活をよくしていこうという気持ちを伸ばす力になります。

他者とのやり取りのベースとなるから

幼児期から遊びを通して夢中になれるものがある事はとても重要です。なぜならば、「もっと知りたい」「工夫してもっといい方法をみつけたい」など遊びを通してたくさんの意欲がわきます。お友達や周囲の人と遊んだりすればケンカすることもあります。ですがそこで人とのやり取りや自分の気持ちをコントロールすることを学びます。この幼児期に経験した意欲や工夫する力は本格的に学習をする年齢になった時、大きなベースとなります。
また非認知能力は社会に出た場面でも役立ちます。探究心は知識を深め、忍耐力は計画を立てて進めることに繋がります。

今後さらに非認知能力の必要性が高まるから

現在私たちの社会は常に新しい情報がインターネットに溢れています。新しい技術や職業も様々で今後も増えていくでしょう。ここで興味を持った情報をどう使い活かしていくかは、本人の工夫次第で無限大に広がります。また社会の場で問題を解決するにもコミュニケーションは欠かせません。非認知能力は大人になってからも生きていくために必要な能力となるのです。

非認知能力の育て方

自信がつくような声掛けを心掛ける

では実際に非認知能力を育むのに大切なことは具体的にはどのようなことでしょうか?
それは「自信がつくような声掛けを心掛ける」ことです。いわゆる「自己肯定感」を高めることですね。
普段の生活の中で何か一つでも取り組めたことがあれば「〇〇ができたね」と子どもに声を掛けてあげることが大事です。
「積み木を積めたね」「折り紙を工夫して素敵な絵になったね」など、結果ではなくやり遂げたことや工夫して頑張ったことなど過程を認めて声をかけてあげられるといいですね。

愛されているという実感を沸かせ、安心感を与える

また愛されている実感を子ども自身が日常で感じられているということは、それだけで安心感や周囲への信頼感が生まれます。ありのままの自分でいいと前向きに考えられる環境であれば、困難な状況でも諦めず最後まで頑張ったりやり遂げる力にも繋がります。失敗することを不安に感じすぎず、チャレンジすることで成し遂げられた時には達成感も得られるでしょう。
保護者が寄り添い見守っているという愛情を感じられる環境で子どもは様々なことにチャレンジしたり、好奇心を持っていけるでしょう。

大人でも不安に感じすぎてチャレンジできないという気持ちになる時があります。でも幼児期からこういった体験をしていると周りにはサポートや応援してくれる人がいるからきっと大丈夫、今まで困難な経験もあったけれどなんとか乗り越えられるかもしれないと意欲が湧いてくることにも繋がるでしょう。

非認知能力を育む上で親が気を付けたいこと

やりなさい、など強要しない

子どもの非認知能力を育むことは大切だから普段から積極的にしてみたい!そうは言っても仕事や家事中で忙しければ常に集中して子どもの見守りや声掛けすることが難しい場合もあります。そこで注意したい点が2点あります。
まず「やりなさいなど強要しない」ということです。なぜならば本人が望んでいないことを無理に強要しても達成感を得辛くなってしまうでしょう。また子どものやりたくない気持ちを無視することにもなるので、子どもへの共感も薄れてしまう可能性があります。危険なことでない限り、自主性を大切に遊びを見守ったり子どものやりたい気持ちを尊重してあげましょう。

なんでも親がやらない

できるか心配なことに関しては保護者の方もつい不安になってしまいますよね。だからといって「なんでも親がやらない」ということも大事です。出来なくても1人で最後までやると子どもが言い出すことも多いですよね。でも、いつしか繰り返しそれをやっていくうちに子どもは学習しできることがどんどん増えていきます。そこで親が何でもやってしまうと「できる」という達成感を感じられるチャンスを奪ってしまうことにもなりかねません。時間や心に余裕がある時に子どもにやらせてみるよう心掛けてみてくださいね。こうしなくちゃ、やらなきゃいけない…となってしまうより、子どもも保護者もできる限りの範囲で楽しみながら取り組んでいけたらいいですね。

いかがでしたか?

非認知能力ってよく聞くけど何で重要なの?具体的に何に役立つの?と思っていた方も、イメージは湧きましたでしょうか。実は難しいことではなく子どもと接する普段の生活の中で十分に育めるということがわかったのではないでしょうか。

小さな頃に誰かから褒められたことを大人になっても覚えていたりすることがありますよね。それはきっと幼児期の子どもにとって自信に繋がる大きな経験です。出来る範囲でいいのでお子さんに寄り添ってみる時間を増やしたり、意識的に声掛けをしてみましょう。そういった小さな積み重ねが非認知能力を育むことに繋がりますよ。