コラム

鎌田大地選手、アーセナルに移籍の噂?活躍や海外の反応について!

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¡Hola! ¿Qué tal? Soy Madri. Hoy voy a contaros de Daichi Kamada que juega muy bien con Eintracht Fráncfort de Bundesliga sobre su carrera y sus romores de traspaso.(こんにちは!Madriです。調子はどうですか? 今日はブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトで活躍中の鎌田大地選手のこれまでのキャリアと移籍の噂についてお話しますね。)
昨シーズン、ヨーロッパリーグを制したフランクフルトの主力選手として活躍した鎌田選手は、今シーズンに入っても好調を維持しています。高校まで全国的には無名だった鎌田選手ですが、現在はヨーロッパ各国のビッグクラブへの移籍の噂が挙がるなど、注目を集めています。本記事ではそんな鎌田選手の活躍と移籍動向、そして海外の反応等について取り上げていきます。

鎌田大地選手の活躍

アマチュア時代は?

鎌田大地選手は、出生地である愛媛県の地元のサッカークラブでサッカーを始め、愛媛TVが主催する大会で優勝するなど、地元では知られる存在になります。中学からはガンバ大阪の下部組織に加入し、よりレベルの高い環境で練習を重ねます。しかし、ケガの影響もあり思うようなパフォーマンスを出せず高校生年代のアンダー18への昇格は叶いませんでした。そして、高校からは京都の東山高校のサッカー部でプレーを継続します。東高校山は、西日本でプレーする高校生年代のエリートリーグ”高円宮杯プレミアリーグウエスト”に参加していました。鎌田選手はチームが最下位に沈む中、得点ランキング4位の10得点を決めてプロのスカウトからの注目を集めます。少なくとも、5つのクラブから関心が寄せられ、その中からサガン鳥栖への入団を決めました。

プロになってからのキャリアは?

サガン鳥栖

プロ1年目の2015年は、J3リーグに参加するアンダー22選抜チームに借り出され2試合に出場しますが、所属するサガン鳥栖でも途中出場からチャンスを得るようになります。J1リーグ第11節の松本山雅戦でデビューすると、初ゴールも同試合で挙げます。2年目の2016シーズンからは、スタメンに定着し、主力としてチームの攻撃を牽引する存在となりました。高い技術をベースにして、パスとドリブルでチャンスを演出しますが、何と言っても印象的なのはその飄々とした佇まいでしょう。どんな状況にあっても動じることなく、冷静に戦況を見極めて最適なプレーを選択するため、味方にとっては非常に心強いことでしょう。緊張やプレッシャーに押しつぶされ、力を発揮できない選手もいる一方、鎌田選手は堂々たるプレーを見せてくれるのです。20歳とは思えないプレーぶりと活躍から、ヨーロッパのスカウトの目に留まり2017シーズンの前半を最後にサガン鳥栖から海外への移籍を決めます。

アイントラハト・フランクフルト

2017年6月に長谷部誠選手が所属する、ドイツ ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトへ完全移籍で加入することが発表されました。順風満帆と思われたプロのキャリアでしたが、海外挑戦1年目は思うように出場機会が得られず、3試合の出場に留まります。低調なパフォーマンスで終わった鎌田選手は翌2018-2019シーズンには、チームの構想外となり期限付き移籍によって、他チームでの出場機会をうかがうことになります。

シント=トロイデン

2018年8月には、日本のDMM.comが出資するベルギーのジュピラーリーグ、シント=トロイデンへの期限付き移籍が発表されます。シント=トロイデンは海外初挑戦となる若い日本人選手を獲得してリーグを戦い、日本人選手のステップアップを助ける役割を果たしているクラブです。鎌田選手は加入するやいなや、前年のパフォーマンスが嘘であるかのように活躍を見せます。公式戦は36試合に出場し、16得点、9アシストという目覚ましい結果を残したのです。

アイントラハト・フランクフルト復帰

2018-2019シーズンの大活躍を受けて、鎌田選手を保有するアイントラハト・フランクフルトは、鎌田選手を期限付き移籍から復帰させます。復帰後の2019-2020シーズンからはスタメンに定着し、すぐさま主力の一人として持ち前の冷静なボールさばきでアイントラハト・フランクフルトの攻撃を牽引するようになります。2021-2022シーズンには、念願のUEFAヨーロッパリーグ制覇とUEFAチャンピオンズリーグへの出場権獲得に大きく貢献します。
そして、迎えた2022-2023シーズンは、前シーズンよりもポジションを一つ下げよりディフェンスの負担が大きくなったものの、ブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、DFBポカールといった公式戦でここまで31試合に出場、13得点5アシストを決めています。攻撃に守備に奔走し、最早チームの大黒柱と言っても過言ではないほど、攻守に渡る存在感は際立っています。

移籍の噂は?

ブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグで際立った存在感を見せている鎌田選手は、今年度がアイントラハト・フランクフルトとの契約最終年となっています。通常であれば契約延長交渉が早々と進められるものですが、鎌田選手はまだ契約延長に合意していません。このまま7月に契約満了でフリーになると、他のクラブは高額の移籍金を払わずに鎌田選手を獲得できるのです。そうなると、ヨーロッパの強豪クラブが放っておくはずもないでしょう。複数のクラブへの移籍が噂されており、その中にはドイツの強豪 ボルシア・ドルトムント、イングランドプレミアリーグのチェルシー、スペインのバルセロナ、イタリアのミランといった錚々たるビッグクラブばかりです。中でも冨安健洋選手がプレーしているイングランドのアーセナルが特に強い獲得意思を示しているという噂もあります。ドイツからイングランドのプレミアリーグのクラブへの移籍は、リーグレベルも、受け取る報酬という観点でも、実質的にステップアップとなります。したがって、鎌田選手がアーセナルへの移籍を選択する可能性は高いと言えるでしょう。

海外の反応は?

鎌田選手の活躍や移籍の噂に対しての海外の反応はどうなっているでしょうか。ここ数年のブンデスリーガでの活躍、昨年のヨーロッパリーグ優勝、そして今シーズンのチャンピオンズリーグでの決勝トーナメント進出への貢献で、概ね実力は高く評価されているようです。そして、少なくとも噂に挙がっているようなビッグクラブでプレーするに値する選手であると見られています。ただし、スタメンとしてではなく、バックアッププレイヤー、もしくは優先度が下がるコンペティション、いわゆるカップ戦要員として考える声も見られます。いずれにしても、移籍金のかからないフリーで取れるなら、多くのクラブが欲しがる存在だということは言えます。ビッグクラブに移籍しても、持ち前の強いメンタルでスタメンを勝ち取ってくれる姿に期待しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。中学から高校に上がる時、そして海外移籍1年目と鎌田大地選手もキャリアの中で挫折を味わっています。それでも課題を克服して成長し、ステップアップを果たしてきました。飄々とした佇まいとは裏腹に、心の中には熱いものを秘めているのでしょう。今夏はビッグクラブへの移籍が確実視されていますので、今シーズンの残りの試合でのプレーぶりを楽しみつつ、今後の動向についても注意深く見守っていきましょう!それでは、また。¡Nos vemos, hasta luego!(それでは、また会いましょう!)