運動コラム

36の基本動作って何?パプリカを踊ると運動神経が良くなるって本当?

Suu
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こんにちは!現役時代、全国大会入賞歴のある編集長のsuuです!

最近の子どもはコロナ禍の事情もあり、外遊びの機会が減っています。そのためか、子どもの運動能力は年々低下傾向にあるため、スポーツ庁も警鐘を鳴らしています。子どもを持つ親御さんにとって、自分の子どもの運動神経って、とても気になりますよね。

ところで2020年の紅白歌合戦にも出場し、一時期は知らない子どもはないとまで言われた「パプリカ」ですが、パプリカの曲にあわせてダンスをすると運動神経が良くなることを知っていますか?
可愛らしい子ども組グループの「foorin」がはつらつと元気なダンスをしている印象がありますが、あのダンスにはとっても身体の発達に効果的らしく、大学教授が推薦する運動神経を良くする「36の基本動作」が余すところなく、詰め込まれているらしいです。

36の基本動作って何?

定義

そもそも「36の基本動作」とは何なのでしょうか。

これは日本発育発達学の理事を務めたこともあり、子どもの身体の成長について日々研究している中村和彦子先生(山梨大学教授)が推奨している動作です。およそ1歳から6歳までの間に子どもは運動神経の大半が形成されますが、この幼児期と呼ばれる期間に身につけておくべき基本的な身体の動かし方を総称したものです。
36の基本動作は、①バランスを取る動き(平衡系動作)、②身体を移動する動き(移動系動作)、③用具を操作する動き、力試しの動き(操作系動作)と3つのカテゴリーに大別されます。それぞれの基本動作は1~2歳であれば自然と身につくもので、一例ですが「たつ」、「あるく」、「もつ」、「わたす」といった非常に簡単な動作です。特に大事なことは、これらの動作を複数組み合わせ、バランスよく鍛えることが望ましいと言われています。

難しいメソッドやトレーニング手法を取り入れなくても、これらの基本動作を意識的に取り入れるだけで子どもの運動神経が良くなるのであれば、自分の子どもにも試してみたいと思いませんか。

なぜ重要視されているの?

中村先生は30年前と比べて、最近の子どもたちは客観的な数値として運動能力が低下していることを懸念しています。
その影響は世界的なトップアスリートを輩出することや、オリンピックでより多くのメダルを獲得するといったことに限らず、子ども自身の心と身体の健康にも悪影響を及ぼすと考えられているのです。
例えば、運動神経が低いことで日常的な怪我が増えてしまうことが考えられますし、成人になったあとの生活習慣病の増大リスクといったことまで波及します。加えて、身体が健康な子どもというのは往々にして精神面でも健康ですから、将来うつ病や対人コミュニケーションにも影響すると言えます。

なぜ、このような課題に中村先生が着目されたのかといいますと、昭和や平成に幼児期を過ごした子どもたちは毎日、暗くなるまで公園で缶蹴りや鬼ごっとといった様々な遊びをしていました。子どもたちは遊びを通して、無意識に自然とこの基本動作を身につけ、運動神経を高めていましたが、最近の子供達は小さい頃からYoutubeやスマホゲームが身近にあり、外遊びの機会が大きく減った結果、遊び方も生活スタイルも個人主義の傾向になってしまいました。
運動能力の低下は当然、親として気になるポイントだと思いますが、その低下の影響は対人関係や病気や怪我といった様々な面においても悪影響です。
そのため、これまで子どもが自然と身につけていた遊びのポイントを分析し研究した結果として、36の基本動作を提言し、意識的な技能向上に結びつけたいと考えられたのです。”

36の基本動作の内容

では、36の基本動作の具体について触れていきます。
ちなみにパプリカは36のうち、20の動作が含まれています。すごいですよね。

まず、36の基本動作は大きく分けて、3つのカテゴリーに大別できます。

バランスを取る動き(平衡系動作)

たつ、のる、おきる、わたるといった自らの手足のバランスを取り、平衡状態を保つ動作です。平衡系動作は比較的どのようなダンスにも入っていそうで、パプリカはこれらの動作がバランスよくステップや振り付けに盛り込まれていますね。

身体を移動する動き(移動系動作)

あるく、はしる、とぶ、のぼるといった自分の身体の重心を移動させる動作です。こちらの動作がパプリカでは顕著かもしれません。複数の子どもたちが場所を移動しながらダンスをするシーンが印象的で、中でもすべる動きやはねる動きなどもパプリカでは盛り込まれており、他のダンスと比べてこのあたりがパプリカのダイナミックな振り付けで子どもに愛されているポイントですね。

用具を操作する動き、力試しの動き(操作系動作)

こちらは手に用具をもち、もつ、はこぶ、おす、わたす、ほる、うつといった用具を操作する動作です。例にあげたキーワードはまさに公園での砂場あそびや球技での動作となっております。パプリカではものを持たずに踊るのでこのあたりはあまり関係がなさそうですが、それでも仲間と身体をくっつけあって押し合いをしたり、身体をつかむシーンなどがありますので意外と多くの操作系動作も盛り込まれているようです。

子供の運動神経を伸ばすには

ではこの36の基本動作を意識して、運動神経を伸ばすにはどうしたらよいでしょうか。

外遊びが大事

「この遊びは操作系のxxだね。あ、平衡系のxxもあったわ。」なんて常に頭を巡らせていては親御さんが疲弊してしまいますよね。
簡単に36の基本動作を取り込み、運動神経を伸ばすには公園での外遊びが一番です。

実はここで非常に興味深い本があり、「こどもの運動能力がぐんぐん伸びる公園」というものがあります。
この本ではこれまでに説明した36の基本動作をもとに、子どもが公園で外遊びをするために適した公園を選び、紹介してくれています。公園にとっては遊具が少なかったり、親目線では運動神経に適していると思っていても実は36の基本動作に照らし合わせると偏りがあったりするものです。

こちらの本で紹介されている公園はまさに36の基本動作をまんべんなく、バランスよく逃すことができるため、非常におすすめができます。

習い事を取り入れるのも手

オンラインこども運動教室「へやすぽ」

外遊びの中で、子どもに運動神経を高めてもらうことも重要ですが、その一方で専門家の手を借りるということも1つの手ですよね。具体的には子どもの運動神経を高めるために必要な運動を計画的に行ってくる運動教室に通わせることもおすすめです。

例えば、「へやすぽ」と呼ばれる運動教室は、コロナ禍で思うように外遊びができなかったり、外出できないご家庭のためのオンライン運動教室です。
専門的な運動器具を購入することなく、リビングなどのテレビでオンライン通信しながら、講師の先生と一緒に運動を楽しむことができます。

習いごとをさせた経験がある親御さんであれば、店舗や先生によって教え方や子どもとの相性も変わり、なかなか子どものやる気スイッチが入らない。とお悩みの方もいらっしゃると思いますが、このオンライン教室であればテレビの中に先生が現れますのでそのような問題も解消されそうですよね。

当然、運動の専門家ですから、これまでに説明したような36の基本動作は網羅的に取り込み、子どもの運動神経を良くすること間違いなしです。

まとめ

いかがでしたか。

この記事では、1歳から6歳までの幼児期に36の基本動作を取り込むことで子どもの運動神経を良くすることについて説明しました。また、その36の基本動作は運動神経を高めるだけでなく、心身の発達、病気や怪我の予防、対人コミュニケーションの向上など、多くのメリットがありつつ、その効果を最大限高めるために、「外遊びやオンライン運動教室について紹介しました。

もしご興味を持たれた親御さんがいらっしゃいましたら、ぜひ問い合わせをしてみてくださいね。